会社案内
はじめに
㈱ビークルは大阪大学、慶応義塾大学、神戸大学、岡山大学の4大学で発明された「バイオナノカプセル」を実用化するために設立された大学発ベンチャーです。
バイオナノカプセル(BNC)とはB型肝炎ウイルスの外殻を酵母に作らせた中空のナノ粒子です。BNCはその機能的・構造的な特徴を活かしてさまざまな用途に利用できます。当社では、ウイルス由来の細胞内導入能を活用したDDS(薬物送達)技術、多数の抗体結合タンパク質から成る抗体結合型BNCを利用した高感度抗体センサー技術、B型肝炎ウイスルの表面抗原を提示する特徴を活かしたワクチン技術などを開発しております。その他には、B型肝炎ウイルスに関する各種の研究用試薬、イムノアッセイ関係の各種の研究用試薬も開発しております。 当社は、オリジナリティーの高い技術や製品を開発することをモットーに、今後も引き続き研究開発に力を注いで行きたいと思っております。ご期待下さい。
会社概要
商号 | 株式会社 ビークル |
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設立 | 平成14(2002)年 8月 12日 |
代表者 | 代表取締役 織田 康則 |
資本金 | 5000万円 |
事業内容 | 医薬品・医薬部外品・試薬・機器等の研究・開発・製造・販売 |
事業所 | 本社 / 京都研究所 |
連絡先 |
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沿革
2002年8月 | 有限会社ビークル設立 岡山大学、神戸大学、大阪大学、慶応義塾大学4大学共同の大学発ベンチャーとして設立 |
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2003年4月 | 岡山リサーチパークインキュベーションセンターに研究所、本社設置 |
2004年1月 | 株式会社へ構成変更 |
2004年2月 | 大阪支店開設 |
2004年4月 | 第4回バイオビジネスコンペジャパン優秀賞受賞 |
2005年6月 | 大学発ベンチャー功労賞受賞 |
2005年10月 | 第4回バイオベンチャー大賞 文部科学大臣賞受賞 |
2005年11月 | 岡山リサーチパークインキュベーションセンターに製造プラント竣工 |
2008年4月 | 当社オリジナルのsiRNAキャリアーでin vivoでのsiRNAの送達の成功 |
2009年10月 | 当社初の研究用試薬シグナルブースターの発売開始 |
2010年3月 | タンパク質を細胞内へ導入可能なタンパク質内包BNCの開発に成功 |
2012年12月 | 本社・研究所を京都へ移転 |
2014年5月 | 平成25年度イノベーション実用化開発事業(NEDO)に採択 |
現在に至る
社長挨拶
当社は2002年に創業以来、「オリジナルな技術と製品の開発」をモットーに事業を展開して参りました。当社は主に2本の事業を展開中で、一つは医薬品関連技術の開発であり、もう1つは研究用試薬の製造販売です。医薬品関連技術は長期間にわたる開発が必要であるため、その開発原資を確保するために研究用試薬の開発・製造・販売も行っています。
医薬品関連分野では、バイオナノカプセルを基本技術としたユニークなDDS技術を開発し、最近は、同じ基本技術に基づいて、B型肝炎に対する医薬品や診断薬などで利用可能な技術として、新しいワクチン技術や抗体センサー技術の開発に重点を置いております。
研究用試薬関連では、イムノアッセイ関連製品、及びB型肝炎ウイルス/B型肝炎関連製品が主力の分野ですが、何れもオリジナリティーが高い製品の開発に重点を置いています。また、試薬の販売においては、ユーザーの視点に立って、リーズナブルな価格で、高品質の製品を供給することを目指して努力を行っております。
今後も、引き続き、社会に必要とされるライフサイエンス関連の技術を開発し、皆様の健康に貢献できるように社員一同、頑張りたいと思っております。
代表取締役 織田康則
アクセス
本社 / 研究所
新幹線ご利用の場合
東海道新幹線 京都駅下車 →タクシーで約20分
お車でお越しの場合
川端通から1本東の道から駐車場に入れます。(この道には「近衛通」又は「東一条通」から入れます)
京都市中心部からのアクセス
タクシー
京都駅からタクシーで20分程度、阪急河原町駅から15分程度
(タクシー運転手が不案内の場合、Google Mapに当社の位置が登録されていますので、ご提示ください)
電車
京阪「出町柳駅」から徒歩8分(川端通を南へ下り、(公)京都技術科学センターの裏側の建物です)
バス
①京都市営バス:206系統や201系統などにて「京大正門前」又は「近衛通」下車、徒歩8分、鴨川方面に進み、川端通の一本東の通りから、又は川端通から(公)京都技術科学センターの裏側の建物に当社があります。
②京都バス:京都駅や四条烏丸から17番系統に乗り、「川端一条」下車、徒歩直ぐ、川端通から(公)京都技術科学センターの裏の建物に当社があります。
公的研究費の運営・管理体制について
当社は「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン、平成26年2月18日改正、文部科学省」に則り、当社における公的研究の管理に関するコンプライアンス基本規程、運用管理規程を定めています。これにより、公的資金の適切な運用を行うことで、当社におけるコンプライアンスの徹底と社会的信用の向上を図ることを目的としています。また、規程では公的研究費に関する最高管理責任者、統括管理責任者、並びにコンプライアンス推進責任者の役職を下記のように定めましたので公表します。
① 最高管理責任者: 代表取締役社長
② 統括管理責任者兼コンプライアンス推進責任者:研究所マネージャー
不正の告発窓口とその対応
告発窓口は当社の総務担当者です。告発に当たっては、手段を問いませんので総務担当者に連絡下さい。なお、当社規程に則り、告発者の秘守はもとより、告発者の保護に十分配慮します。