熱帯性感染症用試薬

熱帯性感染症用試薬

はじめに

当社は10年以上に渡るバイオテクノロジーに関する研究・開発の成果を活かして熱帯性感染症に関する各種試薬の開発を開始しました。 熱帯性感染症の中には非常に重篤で感染が広がる地域では深刻な問題となっているものも多いのですが、発展途上国の貧しい人々で発症することから、医療体制が整わず「顧みられない熱帯病、Neglected Tropical Disease」とも言われています。  感染症における診断では、病原体が体内に存在するか?又は、病原体に対する抗体が作られているか?を判定することが最も分かりやすい方法です。当社では愛知医科大学の寄生虫学教室の伊藤教授と共同で、抗体を検出する測定法の開発を行っています。  当社の抗体検出技術はバイオナノカプセルを用いた独自の抗体検出技術であり、高い感度、高い汎用性という優れた特長があります。当社ではこの技術を利用して尿中の微量な抗体を測定することで感染症の診断を可能とします。  当社は「バイオナノカプセル技術を利用して世界の人々の健康に貢献する」ことを会社理念としていますが、本事業は理念を眼に見える形で実現するものです。

製品の種類

当社で扱っている製品の種類は現在のところ次の2種類です。

1. Leishmaniasis抗体検査キット
内臓リーシュマニアはバングラデシュを始めとする南アジア、スーダン、ブラジルなどの地域で大きな問題となっている原虫感染症です。当社では愛知医大の伊藤先生の開発した尿中の抗体を測定する技術を元に、当社独自の増感法を利用して高感度で迅速に尿中のリーシュマニア原虫に対する抗体を検出できるキットを開発しました。 本キットは遺伝子組換え抗原に対する抗体を検出するキットです。尿をサンプルとするため非浸襲的に大量の検体を集めることが可能です。また、96ウェルフォーマットで迅速な測定が可能なため安価に大量のサンプルを処理する集団検査などに最適な製品です。

2. Filariasis抗体検査キット
リンパ性フィラリア症は世界中の発展途上国で大きな問題となっている線虫感染症です。当社では愛知医大の伊藤先生の開発した尿中の抗体を測定する技術を元に、当社独自の増感法を利用して高感度で迅速に尿中のフィラリア原虫に対する抗体を検出できるキットを開発しました。 本キットは遺伝子組換え抗原を利用したキットです。尿をサンプルにするため非浸襲的に大量の検体を集めることが可能です。また96ウェルフォーマットで迅速な測定が可能なため、安価に大量のサンプルを処理する集団検査などに最適な製品です。

製品の特長

リーシュマニア症・フィラリア症用抗体検査キット共通の特長

1. 尿をサンプルとする検査のため、サンプル採取時に侵襲がありません。
2. 迅速検査が可能(リーシュマニア150分、フィラリア180分)です。
3. 定量性があるため詳細な検討に利用できます。
4. 96ウェルのELISAプレートを利用するため一度に大量のサンプルの処理が可能です。
5. 遺伝子組換え抗原を利用しているため再現性のよい結果が得られます。
6. 高感度なため希釈尿の利用も可能です。
7. 多くの疫学調査によるバックグラウンドデータがあるため、信頼性のある結果判断が可能です。

  標準抗体を検出した場合の検量線を下図に示します。高感度で測定できていることが分かります。

リーシュマニア症・フィラリア症用抗体検査キット共通の特長

製品名・内容・価格

以下の表の通りです

製品コード 製品名 製品内容 価格
BCL‐LEI-01 Leishmania抗体検査キット 96 assay 受注生産
BCL‐FIL-01 Filaria抗体検査キット 96 assay 受注生産

Q&A

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製品販売について

本製品は受注生産です。必要な方は上記の問い合わせから御依頼ください。